肉球でキーボード

MLエンジニアの技術ブログです

これからエンジニアとしてのキャリアを歩み始める自分が、「情熱プログラマー」を読んでみての所感

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情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 | Chad Fowler, でびあんぐる |本 | 通販 | Amazon

エンジニアなら読んでおけと言われ、名著と名高い「情熱プログラマー」を読んだ感想です。

自分は元々大学の学部では物理学を学んでいて、アルバイトで触ったプログラミングの楽しさがきっかけで、
将来はエンジニアになってやろうという思いで、情報系の大学院へと進学しました。

ピュアな楽しさだけでエンジニアを選んだのでなく、
なんとなく、"他の仕事より楽そう"、"給与が高い"、"コードを書けれさえすればいい"
という不純な動機や甘い認識を、正直持っていました。

そんな自分には「情熱プログラマー」のソフトウェアとしてのキャリアのリアルな厳しさ・楽しさは大きく刺さる内容でした。

元サックスミュージシャンで、プログラマーへとキャリアチェンジしたChad Fower氏が、
プロのミュージシャンと、"プロ"のプログラマーが求められる意識、能力の共通点を 大変わかりやすく、ユーモアに富んだ表現で説明した内容になります。

改めて、プロのエンジニアとしてのキャリアを選択したことの決意を固めるいいきっかけになり、本棚にずっと置いておきたいと思える一冊でした。

このブログも、「個人としての発信を行え」という教えに触発され始めることができました。
プログラミングはいつも調べる側で、記事を書いたりするのは自分はちょっと...と躊躇っている人(読む前の自分でした) は特に読んでおいて損はないと思います。